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NCS情報マガジン〈八宝菜〉 No.036 2009/03/19
日本コンピューター・システム株式会社
http://www.ncs.co.jp/newsletter/
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NCSの〈八宝菜〉です。
iPhone, Nintendo Wii, Playstation Portable, iPod …… さて、これは
なんだとお思いになりますか?
これは、過去一か月に弊社のウェブサイトにアクセスしてきた方が使って
いるOSを種類別に調べたところ、上位二十位までにランクインしてきた
“パソコン以外の機械”です。むろん、パソコンからのアクセスに比べれば
微々たるものですけれども、こうした機器で弊社サイトを訪れてくださる方々
がいらっしゃるとは、時代の変化をひしひしと感じます。
たしかに私自身もスマートフォンで日常的に企業サイトにアクセスしていま
すが、ゲーム機や携帯音楽プレイヤーまでがこうしてアクセス解析に捕捉され
てくるとなると、パソコンを中心に考えがちな自分の脳の回路を組み替えなけ
ればなあと思う、今日このごろです。
このメールマガジンも、もはや、相当数の方々が、パソコン以外の機器で読ん
でいらっしゃるのでしょう。
(編集長)
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今回号(第36号)の内容
★NCSニュース
○ NCSウェブサイト・最近の主な更新内容
★NCSの社会貢献活動の紹介
○ 環境への取り組み
★ITエッセイ『たじたじ争論』
第三四回「ITパスポート試験」
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800社を超える中堅・中小製造業者が導入している生産管理システム
〈Factory-ONE 電脳工場〉導入は、実績のNCSがお手伝いします。
http://www.ncs.co.jp/solution/dennou_koujou/index.htm?code=hps036
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【NCSニュース】――――――――――――――――――――――――――☆
――〈NCSウェブサイト・最近の主な更新内容〉――――――――――――
■「ソリューション」に、「自治体向け定額給付金管理支援システム〈ほしくん〉」
を加えました。 http://www.ncs.co.jp/solution/teigaku/hoshikun.htm?code=hps036
■「投資家情報」に、以下の最新情報を掲載しています。
http://www.ncs.co.jp/ir/index.html?code=hps036
●IRカレンダー
・平成21年度の予定
●財務情報
・平成21年3月期 第3四半期決算短信
●IRレポート
・第43期 第3四半期報告書[平成20年10月1日〜平成20年12月31日
★NCSウェブサイトでは、更新情報のRSSを提供しています。NCSか
らのお知らせを迅速にキャッチしていただけます。ぜひご活用ください。
http://www.ncs.co.jp/rss/index.html?code=webhps036
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メインフレームやオフコンの COBOL資産オープン化の課題
「安全に、低コストに、短期に」──これらをすべてクリアする
NCSのマイグレーション提案です。
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【NCSの社会貢献活動の紹介】――――――――――――――――――――☆
●環境への取り組み
NCSでは、環境問題と社会貢献への取り組みとして、オフィス内でペット
ボトルのキャップ収集を行なっています。収集したキャップを「NPO法人 エコ
キャップ推進協会」( http://ecocap007.com/ )へ提供すると、病気で苦しむ
世界の子供たちを減らすためのワクチン購入資金となります。昨年11月から
開始して、すでに17,800個が集まりました。キャップ800個でポリオ
ワクチン一人分が購入できます。また、キャップ800個のリサイクルで6,
300gのCO2排出が削減できます。
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【ITエッセイ『たじたじ争論』】――――――――――――――――☆
第三四回「ITパスポート試験」
「情報処理の促進に関する法律」に基いて情報処理技術者としての「知識・
技能」の水準がある程度以上であることを経済産業省が認定する国家試験「情
報処理技術者試験」の制度が大きく変わることは、とくにIT関連のお仕事を
なさっていなくても、一般マスコミ等の報道でご存じの方も多いと思います。
このメールマガジンをお読みくださっている方々はIT業界の方ばかりでは
ありませんし、情報処理技術者試験の新制度について詳しくご説明していたの
では、巨大なメルマガになってしまいますので、ここはひとつ、新制度の核に
なる考えかたを、少々乱暴ですが、端的に箇条書きにしてしまいましょう──
(1)ITベンダであろうがITユーザであろうが、現代社会で働くすべての
人は、もはやITから逃げられませんよ。
(2)ITベンダもITユーザも、ITに深く関わる人は共通の高度な知識・
認識を持ってください。さもないと、互いの意思疎通すらままならなくなって、
効果的なIT利活用ができないばかりか、トラブルさえ引き起こしかねないか
らです。ことに社会インフラに関わるシステムにトラブルが生じると、その影
響は測り知れません。
(3)すべての職業人はITに関する最低限の知識は身につけてください。さ
もないと、現代の職場では言葉すら通じなくなってしまい、本業に支障を来た
しますよ。
(4)すべての職業人にITに関する最低限の知識を身につけてほしいと言っ
ているのですから、ITを生業にする人は、いままで以上に高度な専門的な知
識や技能を広く深く身につけ、ITスキル標準などのものさしに照らして、客
観的に人に示せるようにしましょう。プロなんですから。そうすることで、I
T技術者という職業の社会的地位も向上してゆくはずです。
どうです、単純そのものでしょう? べつに難しい思想を盛り込んだ制度改
訂ではありません。細かい部分ではいろいろと議論もあるでしょうが、根っこ
のところでは至極もっともな考えかたに則った新制度だと言えます。
さて、この上記の(3)、“すべての職業人”を対象に、最低限のITリテ
ラシーを身につけているかどうかを計る試験が、今回の新制度で初めて導入さ
れた「ITパスポート試験」です。これは“ITで飯を食っている(食おうと
する)人”を対象にした試験ではなく、現代の職業人なら当然身につけている
べき“IT利活用に関する常識力”の試験、つまり、漢字やら簿記やら法務や
ら英語やらの数々の“ビジネス検定試験”のひとつだというわけです。それも、
最低限の知識を“バランスよく”身につけているかどうかを計る試験です。漢
字検定に例えれば、「魑魅魍魎」とか「跳梁跋扈」とかは書けなくてもいいか
ら、「稟議」とか「定款」とか「割賦」とかは読み書きできないと、どんな仕
事に就いていても職業人としてちょっと困りますねといったレベルのものです。
想定合格率は50パーセントと発表されていますから、ちゃんと勉強すれば誰
にでも合格できる難易度でしょう。旧制度の初級システムアドミニストレータ
よりも難易度は低くなっています。
面白いのは、このITパスポート試験、合格証書に得点数が印刷されること
です。つまり、かつかつでなんとか合格した人か、高得点で余裕で合格した人
かが、わかってしまうわけです。こういう問答無用のデジタル方式は、TOEIC
(国際コミュニケーション英語能力テスト)に似ていますね(TOEICに合否判定
はありませんが)。ちょっと意地悪な気もしますが、その代わり、やはりTOEIC
と同じように、何度でも受験することができます。「合格はしたけれど、どうし
ても満点じゃないと気がすまない」などという完璧主義の人も出現しそうです
が……(充分高得点なんだったら、とっとと次の段階の試験をめざすのが自然だ
と思いますけどね)。受験機会を増やすため、平成23年度を目途に、パソコン
で頻繁に受験できるCBT方式に移行する予定となっています。
私は、今回の制度改訂で、このITパスポート試験がいちばん社会的インパク
トが大きいんじゃないかと思っています。学校教育に「情報」という教科ができ、
子供のころからパソコンを使って育ってきた世代がそろそろ社会に出てきている
のですから、円滑な社会の運営と発展のために、誰でも最低限のことは心得てい
るべきものとして、国がITを位置づけたのは、たいへん意味のあることだと考
えます。“読み書き算盤”ならぬ“読み書きIT”の時代というわけですね。
いわば社会全体のITリテラシー底上げのための試験ですから、ITで食おう
と思っている人は、就職活動のために学生時代にさっさと取得してしまうか、最
初から次段階の基本情報技術者試験を狙うことでしょう。むしろ、ITを本業に
しない学生や社会人が、「私はITに関する知識もバランスよく持っている」と
いうことの証明に活用してゆくだろうと思います。
ITというのは汎用技術ですから、一部の専門家だけがよく知っていて一般の
人々はまるっきり知らないというのでは、組織や社会としてうまくITの威力を
引き出せません。「ペンキ塗りたて」「危険!立入禁止!」という張り紙や立て
看板が読めない大人がうようよいるなどという日本の社会を想像してみてくださ
い。さぞや効率の悪い、トラブルや事故だらけの社会でしょう。
なにしろ新制度ですから、ITパスポート試験の内容や実施要領に対しては、
なにかと不満や疑問も出てくるでしょうが、これが国家試験として実施されると
いうことの意義は、われわれ“IT屋”にも非常に重いものです。みんながある
程度のIT知識を持っている社会で、なにを以て“IT屋”たり得るのかと、ア
イデンティティーの再定義を迫られる思いです。なにしろ、むかしは、ちょっと
知っているだけでいきなり専門家扱いだったわけですからね。同業者の方はご経
験があるでしょうが、ソフトウェア会社に勤めているというだけで、事務職だろ
うが営業職だろうが、親類縁者や隣近所の人に「コンピュータの会社に勤めては
るんやから詳しいやろ、教えて教えて」などと、ソフト屋にわかるはずもないむ
ちゃくちゃなことをやたら尋ねられて困惑したことがあるはずです。最近は世間
もそんなむちゃは言いませんよね。パソコンやケータイのことがわからなかった
ら、子供や若者に訊くことになっています。
さて、就職を控えた学生さん、「ちょっとITは……」と自信のない非IT職
種の社会人の方々、ITパスポート試験に挑戦なさってみてはいかがでしょうか?
初回となる春期試験の申し込み受け付けはすでに終わっていますが、いまから秋
期試験の準備をすれば、充分に間に合うでしょう。なあに、二人に一人は受かる
のです。入門レベルの試験ですから、資格としてハッタリが利くものではありま
せんが、力試しに挑戦することで、断片的だったり偏っていたりした自分のIT
知識が網羅的なバランスのよいものになるという効果はあると思います。と言い
ますか、それこそが、この新試験の本来の目的です。
詳しくは、情報処理推進機構(IPA)の「ITパスポート試験紹介サイト」
( http://www.jitec.jp/1_00campaign/index.html )でご覧ください。イメージ
キャラクターの堀北真希さんが出迎えてくれます。サンプル問題も掲載されてい
ますので、腕試ししてみてください。
え? IT業界○○年だけど、このサンプル問題で満点取れなかったですって?
素人さんならともかく、プロとしてそれはちょっと知識が偏りすぎと言わざるを
得ないですね。これからこの業界に入ってくる若者はみんな、少なくともこのレ
ベルはクリアして入ってくることになるでしょうから、「このおっさん、ちょっ
とプログラムは書けるのかもしれんが、経営やマネジメントについては、こんな
基本的なことをいちいち説明してやらなくちゃならんのかよ。やってらんねーなー」
などと新入社員に思われないように、手薄な分野をこっそり補強しておきましょう。
(IT調査研究室・マーケティング担当リーダー
堀江秀保/上級システムアドミニストレータ)
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NCS情報マガジン〈八宝菜〉 No.036
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発行:日本コンピューター・システム株式会社
編集:日本コンピューター・システム株式会社 〈八宝菜〉事務局
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